細長いアレを食べる野太いあの娘とハッピーハロウィン

「細長いアレを食べる（いろいろな意味で）野太いあの娘」


彼女を初めて見たのは下校途中のことだ。
彼女は自転車に跨りながら、細長いものをくわえて信号待ちをしていた。
細長いものはポッキーでもじゃかりこでもなく、芋けんぴだった。
セブンイレブンの「職人かたぎ　細切り芋けんぴ」。

　―　人に媚びない、凛とした性格なんだろう。きっと。
　　細長いアレを食べる野太いあの娘は ―　

あのですね、今日下校途中にあまりにもお腹が空いて、コンビニに入っておにぎりと芋けんぴを買ったわけですよ。
芋けんぴ買う女ってどうよ？って自分で思いながらお会計して、信号で待つたびに芋けんぴ食べて帰ったってことです。
芋けんぴ喰う前はおにぎり（ツナマヨ）を食べてたんですよ。
しかもチャリにまたがって。
野太いよね、神経。体形もね。
で、色気がねぇな、でも誰か芋けんぴ食べながら帰る女を思ってくれねぇかなと思って書きました。
アホでスミマセン。
ハッピーハロウィン。